睡眠改善 更新:

レム睡眠とノンレム睡眠とは?睡眠段階と周期の見方

#睡眠の基礎#レム睡眠#ノンレム睡眠#睡眠サイクル

睡眠中には、レム睡眠とノンレム睡眠という性質の異なる状態が見られます。睡眠段階は、睡眠脳波などの検査をもとに判定されるもので、夢の印象や一晩の体感だけで正確に分類することはできません。

レム睡眠とは

レム(REM)は「Rapid Eye Movement(急速眼球運動)」の略です。厚生労働省 e-ヘルスネットは、レム睡眠中に眼球運動が見られ、筋肉の緊張が低下すること、脳波活動や脈拍などに変化があることを説明しています。夢はレム睡眠中に限らず見ることがあるため、夢を見た記憶だけで睡眠段階は分かりません。

ノンレム睡眠とは

ノンレム睡眠はレム睡眠とは異なる睡眠状態で、脳波などから浅い段階・深い段階に分けられます。現在一般的に用いられる判定では、ノンレム睡眠はN1、N2、N3の段階として扱われます。睡眠の深さは一晩の中でも移り変わり、レム・ノンレムの構成は年齢やその日の状態などによって異なります。

約90分の周期は目覚ましの設定値ではない

厚生労働省 e-ヘルスネットは、レム睡眠とノンレム睡眠が一晩に繰り返し現れ、周期はおおむね90分から120分程度と説明しています。これは睡眠検査で見られる典型的な変化を理解するための目安であり、個人の毎晩の周期を正確に予測する時計ではありません。「90分の倍数で起きれば目覚めがよい」「寝入りばなの90分だけ深く眠れば十分」といったことは保証されず、起床時刻を計算するために使う必要はありません。

睡眠段階だけで睡眠の質を決めない

レム睡眠やノンレム睡眠の割合だけを見ても、睡眠で十分休めたか、日中の不調の原因が何かは判断できません。睡眠の評価では、必要な睡眠時間を確保できているか、起床時に休養感があるか、日中の生活に支障がないかも確認します。手首の動きや脈拍などから睡眠段階を推定する機器の表示も、睡眠検査と同じ診断結果ではありません。

睡眠の不調や日中の眠気が続き、仕事・家事などに影響している場合は、睡眠段階の数値だけで自己判断せず医療機関へ相談してください。

参考情報(2026-09-25確認)