昼休みの過ごし方|午後に向けて自分に合う休憩を選ぶ
午前の仕事を終えたあとも、昼食を取りながら仕事の連絡を確認したり、そのまま席で作業を続けたりする日があります。そうした過ごし方が合う人もいれば、いったん仕事から離れるほうが休みやすい人もいます。午後の疲れや集中しづらさを、午前の緊張や「切り替え不足」だけで説明することはできません。睡眠、業務量、体調、食事、職場環境など、さまざまな要因が関わります。
昼休みの目的を「必ずリセットすること」と考えず、短い時間でも自分が休める過ごし方を探してみましょう。
昼休みに選べる過ごし方
席を離れて気分を変える
可能であれば、休憩中に席を離れたり、窓の外を見たり、静かな場所で過ごしたりする方法があります。場所を変えれば脳や体が仕事を誤認しなくなる、といった効果が保証されるわけではありません。職場の設備や休憩時間に合わせ、負担のない方法を選びましょう。
食事を落ち着いて取る
食事中に仕事の話をしたくない人は、話題を変えたり、一人で過ごしたりすることもできます。会話や一人の時間のどちらが休まりやすいかは人それぞれです。昼休みに必ず仕事の話を避けなければならないわけではありません。
食後に眠くなる場合も、食事のせいと決めつけたり、食事量を減らしたりする必要はありません。眠気の頻度や強さ、前夜の睡眠などを振り返ってみてください。
軽く体を動かす
体調や周囲の環境が許せば、短く歩く、立って伸びをするなど、軽い活動を休憩に取り入れる選択肢があります。厚生労働省は、健康づくりのために座りっぱなしの時間を少しでも身体活動に置き換えることを勧めています。これは「昼食後に5分歩けば血糖値や眠気が必ず改善する」という意味ではありません。疲れているときや痛みがあるときは、無理に動かず休んでください。
静かな時間や短い休息を取る
画面や仕事の連絡から離れて静かに過ごす、目を閉じて休むなども選択肢です。眠気が強い場合は昼寝を検討できますが、長さや時間帯によっては夜の睡眠に影響することがあります。昼寝が必要か、どれくらい休むと楽かは人によって異なります。
昼休みを過ごしづらい日もある
会議や業務の都合で、思ったように休めない日もあります。休憩を完璧に過ごそうとせず、取れる範囲で仕事から離れる時間を確保したり、午後に短い休憩を挟んだりしてください。休憩の取り方だけで午後の集中力や疲れが確実に変わるわけではありません。
眠気や疲れが続く場合
昼休みの過ごし方を変えても、日中の強い眠気や疲れが続き、仕事や生活に支障がある場合は、昼休みの工夫だけで対処し続けず、かかりつけ医や睡眠を扱う医療機関に相談してください。眠気は睡眠不足だけでなく、睡眠の質に関わる病気、薬の副作用、心身の不調などでも起こることがあります。
参考情報
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「昼間の眠気」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動ガイド2023 成人版」
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