休日の休み方|休息と軽い活動を体調に合わせて選ぶ
休日の過ごし方は、家でゆっくりする日も、散歩や家事などで体を動かす日もあります。動かずに休む方法を「消極的」と決めつけたり、運動をすれば疲れが取れると考えたりする必要はありません。疲れや睡眠の状態、体調、好みに合わせて、休息と活動のバランスを選びましょう。
「アクティブレスト」は休み方の一つ
アクティブレストは、軽い身体活動を取り入れる休み方を指す言葉として使われます。散歩やストレッチ、無理のない家事などをすると気分転換になる人もいますが、疲労物質が排出される、血流が良くなって疲れが必ず取れる、といった一律の効果を期待できるものではありません。
厚生労働省の身体活動・運動ガイドは、成人が座りっぱなしの時間をできるだけ減らし、今より少しでも体を動かすことを勧めています。これは、疲れている日にも運動すべきという意味ではありません。痛みや体調不良があるときは休み、運動をする場合も自分に無理のない範囲で選んでください。
休日にできる選択肢
短く歩く、外の空気に触れる
気分転換になりそうなら、近所を少し歩く、公園で過ごす、買い物に出るなどを試せます。20〜30分歩く必要があるわけではなく、外出しないほうが落ち着く人もいます。天候や体調、生活の都合に合わせましょう。
ストレッチや軽い家事をする
体をほぐす、洗濯や片付けをするなど、日常の動きを活動として取り入れる方法もあります。特定の動きが疲労回復や睡眠の質を必ず高めるとは限りません。痛みや息切れなどが出たら中止し、必要に応じて医療機関に相談してください。
何もしない時間や睡眠を取る
静かに過ごす、趣味を楽しむ、睡眠を取ることも選択肢です。休日も平日と同じ時刻に必ず起きるよう求める必要はありませんが、休日の睡眠時間や起床時刻が平日と大きく異なることで、生活リズムや夜の寝つきに困っている場合は、自分に合う範囲で整える方法を考えられます。
成人に必要な睡眠時間には個人差があり、厚生労働省の睡眠ガイドは6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することを勧めています。睡眠時間だけで十分かを決めず、起床時の休養感や日中の調子も振り返りましょう。
休日に疲れが取れない状態が続くとき
休息や活動の仕方を工夫しても疲れや眠気が続き、仕事や日常生活に支障がある場合は、休日の過ごし方だけで対処し続けず、かかりつけ医や職場の産業保健スタッフに相談してください。仕事量や職場の人間関係が大きな負担になっていると感じる場合は、仕事の調整について職場の相談先を利用する方法もあります。
参考情報
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動ガイド2023 成人版」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「昼間の眠気」
- 厚生労働省「こころの耳」働く人の過労徴候度セルフチェック
運動と睡眠については、運動すると眠くなることや、運動の時間帯と睡眠の関係も参考にしてください。